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アモルファス磁性部品

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アモルファス合金とは、溶融した合金を急速に冷却して人工的に固体化したもので、 金属結晶構造を持たないことから、非晶質合金と訳されています。 東芝マテリアル(株)ではアモルファス合金の優れた磁気特性に早くから注目し実用化を進めた結果、エレクトロニクス用アモルファス磁性部品として世界に先駆けて商品化してきました。アモルファス磁性部品は、高透磁率、高角形比、低鉄損といった優れた高周波磁気特性を生かした新機能部品であり、さらに多方面への応用部品開発を進めて参ります。

原子配列モデル

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通常合金(結晶)
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アモルファス合金(非晶質)

当社ではコバルト基アモルファス合金の優れた磁気特性を活かして、 他の材質では得られない高周波における低損失を実現し、 マグアンプ用可飽和コアとして損失の小さいMTシリーズと汎用性に優れるMSシリーズをラインナップに取り揃えております。


アモルファス磁性材料の特長

結晶磁気異方性がない
磁化されやすい
保磁力Hcが小さい
ヒステリシス損が小
原子配列が乱れている
電気抵抗が大
渦電流損が小
極薄ストリップが直接得られる(t=30μ以下)
渦電流損が小